筑附 算数 対策 2022年


目次
「傾向」 
1、概要
(1)出題分野
(2)難易度
2、各論(大問1~7)
「対策」

傾向

1、概要

(1)出題分野

 

問題数が多く、ほとんどすべての分野から出題されています。

 

分野別の出題頻度も重要ですが、筑波大附属の場合、

  • 「長文問題」
  • 「選択式問題」
  • 「記述式問題」

というとらえ方も重要です。

 

(2)難易度

 

1問ごとの難易度は、基本レベルから難問まで様々ですが、制限時間40分に対し問題量が非常に多く、その意味で、大変難しくなっています。

 

出題分野&難易度マップを掲載いたします。(難易度はレッツ算数教室の分析によります)

 

Aが最も易しく、BCDEの順に難しくなっていきます。

   出題分野&難易度マップ
大問1    
(1) 計算 A
(2)  規則性 
(3)  虫食い算 
(4)  規則性 
(5)  割合 
(6)  3段つるかめ 
大問2     
(1)  割合 
(2)  割合 
大問3  平面図形 
大問4  統計 
大問5     
(1)  論理推理 
(2)  平面図形 
(3)  立体図形 
大問6     
(1)  円の面積 
(2)  円の面積 
(3)  円の面積 
(4)  円の面積 
大問7     
(1)  比 
(2)  速さ 
(3)  場合の数 

それでは順に見ていきましょう。

2、各論(大問1~7)


大問1(1)「計算」

 

ウオーミングアップ問題です。


大問1(2)「規則性」

 

あまりは、「1、4、4、1、0」が周期になっています。


大問1(3)「虫食い算」

 

百の位から、イ=ア+1とわかります。

 

十の位から、イ=9、ア=8とわかります。


大問1(4)「規則性」

 

1回の操作で、上に4段上がります。

 

「54の倍数」段上がるには、4と54の最小公倍数段上がればよく(2×2×27)、操作は27回(答え)


大問1(5)「割合」

 

AからBへ引っ越した時のBの人口密度は、C地区の人口密度と同じです。


大問1(6)「3段つるかめ」

 

得点が5、6、8点の人達の「合計人数」「合計得点」がわかるので、3段つるかめになります。


大問2「割合」

 

標準問題ですが、計算量が多く、それなりに時間がかかります。


大問3「平面図形」

 

グラフから、

  • 長方形は、たて4cm、横5cm
  • 直角二等辺三角形は、底辺11cm

とわかります。

 

2回目は、長方形の右上かどが4.5㎠削れるときですが、正方形にすると

  • 9㎠=3cm×3cm

になります。


大問4「統計」

 

基本問題です。あとは、時間との相談です。


大問5(1)「論理推理」

 

全部で10回点を取るということは、□回目と□+5回目の点が点対称ということです。

 

(E,3)(C,5)が点対称の関係→(D,4)が点対称の中心


大問5(2)「平面図形」

 

開いたときの切り込みは「たて」「横」になっていなければなりません。

 

ところが、ア、イ、エのように「斜め」に切ると、開いたときに斜めになってしまいます。


大問5(3)「立体図形」

 

たろうさんから見た右の側面と、けんたさんから見た左の側面に注目すると、アエが有望です。


大問6「円の面積」

 

はじめて円の面積の公式を勉強したときに、これらの図を見たはずです。

 

公式丸暗記に走らず、意味を理解していたかが問われています。


大問7

 

(1)は、「比」の基本問題。

 

(2)は、「速さ」の基本問題ですが、計算量が多い問題です。

 

(3)「場合の数」

 

決勝トーナメントへの進出経緯は関係ありません。

 

結果として、それぞれのグループから、何チーム進出したかだけが重要です。

 

たとえば、

  • Eグループから2チーム
  • Fグループから2チーム
  • Gグループから4チーム

が決勝へ進む場合を(2,2,4)と表すと、この組み合わせは

 

6×6×1=36通りあります。

 

(2,2,4)の順列は3通りあるので、36×3=108通り。

 

同様に、(2,3,3)は

 

6×4×4×3=288通り。

 

108+288=396通り(答え)


対策

時間が十分にあれば、難しいのは、大問5(1)(3)、大問7(3)ぐらいでしょう。

 

でも、制限時間が40分なので、大変忙しい試験です。

 

そこで、時間短縮が最大のテーマです。


ポイント1


問題には、「中学受験・算数」風の問題と、「知能テスト」風の問題の2種類が出題されています。

 

前者は、問題文が短いわりに、結構時間がかかります。

 

後者は、問題文が長いわりに、時間はかかりません。

 

自分はどちらが得意か?

 

事前に、ある程度、把握しておきましょう。


ポイント2


選択式問題は、明らかに誤りの肢を、いかに早く見抜くかも大切です。

 

たとえば、大問5(2)は、アイエが明らかに誤りなので、ウを開いたときの状態を確認するまでもなく、ウが正解とわかります。




筑附対策ページ

算数の成績を上げる!

志望校別・傾向と対策

システム(ご入会・授業料など)

ホーム

お問い合わせ

電話 03-3304-7817

レッツ算数教室&家庭教師センター

中野坂上駅前(丸の内線・大江戸線)
東京都中野区本町1-23-7

お問い合わせ

電話03-3304-7817

レッツ算数教室&家庭教師センター

丸の内線・大江戸線

中野坂上駅前

東京都中野区本町1-23-7

当ホームページは、レッツ算数教室&家庭教師センターが独自に運営しています。サピックス、日能研、早稲田アカデミー、四谷大塚、栄光ゼミナールとは、一切関係ありません。