恵泉 算数 対策 2023年


目次
「傾向」
1、概要 
(1)入試結果
(2)出題分野

(3)難易度

2、各論(大問1~5)
「対策」

傾向(第2回)

1、概要

(1)入試結果

年度 合格者平均点(%)
2023 70.2%
2022 64.6% 
2021 67%

(学校ホームページより。)

 

(2)出題分野

 

「平面図形」「立体図形」「割合」「速さ」「場合の数」など、オーソドックスな分野から出題されています。

 

(3)難易度

 

全体的には、基本~標準レベルの問題が多いのですが、「場合の数」で難問が出題されています。

 

出題分野&難易度マップを掲載いたします。(難易度はレッツ算数教室の分析によります)

 

Aが最も易しく、BCDEの順に難しくなっていきます。

   出題分野&難易度マップ
大問1    
(1)  計算
(2)  計算 
(3)  計算 
大問2     
(1)  比 
(2)  割合・濃さ 
(3)  速さ・比 
(4)  平面図形 
(5)  立体図形 
大問3     
(1)  平面図形・比 
(2)①  平面図形・比 
(2)②  平面図形・比 
(2)③  平面図形・比 
(3)  平面図形・比 
大問4     
(1)  ルール指定・場合の数 
(2)  ルール指定・場合の数 
(3)  ルール指定・場合の数 
大問5     
(1)  やり取り算 
(2)  やり取り算 
(3)  やり取り算 

それでは順に見ていきましょう。

2、各論(大問1~5)


大問1「計算」

 

ウオーミングアップ問題です。


大問2

 

(1)和の108を、5:13に比例配分

 

(2)水を加えると、重さは4/3倍、濃さは3/4倍になります。

 

(3)速さの比は4:3、時間の比は3:4、差の1が8分

 

(5)アとカが必要、オはダメ


大問3「平面図形・比」

 

AD=BC=45と設定しましょう。

 

AGの延長線とBCの延長線の交わる点をJとすれば、補助線完成です。

  • 三角形HAEとHFBは相似
  • 三角形IAEとIJBは相似
  • 三角形GADとGJCは相似

これらを利用します。

 

(3)では、四角形ABFEの面積をBH:HI:IEに比例配分します


大問4「ルール指定・場合の数」

 

(1)は練習

 

(2)1回目が1、2、3、4、5、6の場合について、行先を確認し、次に何の目が出ればDに行けるか考えます。

 

(3)目の出方は6×6×6=216通りあります。

 

全てを書き出すのは時間がかかります。

 

2回目までの36通りの結果を書き出し、そこからEに行く目の出方を考えます。


大問5「やり取り算」

 

(1)63+7=□×7/8より、□=80(答え)

 

以下、同じ要領です。

 

全員の合計が78+112+63=253個であることも利用します。


対策(第2回)

本年度は、作業を効率化する方法に気づくかどうかで、差がつきます。

 

たとえば、大問2(5)は、算数にはめずらしい「選択式問題」

 

もちろん「消去法」

 

「考えられる辺をすべて正しく答えているもの」を選ぶ問題なので、

  • 展開図が完成する辺が一つでもわかれば、それが含まれていない選択肢はダメ
  • 展開図が完成しない辺が一つでもわかれば、それが含まれている選択肢はダメ

という方法で、選択肢をチェックすると、簡単です。

 

大問4も、要領次第で、所要時間は大きく異なります。(具体的には、各論の解説中で)



志望校別・傾向と対策

システム(ご入会・授業料など)

ホーム

お問い合わせ

電話 03-3304-7817

レッツ算数教室&家庭教師センター

中野坂上駅前(丸の内線・大江戸線)
東京都中野区本町1-23-7

お問い合わせ

電話03-3304-7817

レッツ算数教室&家庭教師センター

丸の内線・大江戸線

中野坂上駅前

東京都中野区本町1-23-7

当ホームページは、レッツ算数教室&家庭教師センターが独自に運営しています。サピックス、日能研、早稲田アカデミー、四谷大塚、栄光ゼミナールとは、一切関係ありません。