第1回、第2回、医サイ回ともに、「図形問題」「場合の数」「調べる問題」「数の性質」が頻出です。
「図形問題」は、「平面図形と比」「立体切断」のような、中学受験・算数の定番問題のほか、「構成と分割」のような、パズル系の問題がよく出ます。
「場合の数」は、広く「場合分け問題」も含め、近年、難関校では頻出で、広尾学園でもよく出ます。「調べる問題」も場合分けが必要なことが多く、「数の性質」を利用することもあり、このあたりは「融合問題」と呼ぶのが、最も正確な表現でしょう。
第1回は、他の2回に比べると、基本的な問題が多いといえます。
第2回、医サイ回は、長文の応用問題や、調べるのに非常に時間のかかる問題が出題されています。
合格者平均点は、3回とも、ほぼ70~80点の間に収まることが多いのですが、第2回、医サイ回は、問題のレベル、受験生のレベル、いずれも、第1回より高めであることに注意しましょう。
「平面図形と比」「立体切断」などの定番問題については、塾のテキストを勉強すれば対応できるようになります。
問題なのは、「場合の数(場合分け問題)」「調べる問題」や、これらの融合問題です。
場合分けというのは、視点次第で、2通りに分かれたり、7通りに分かれたり……といった具合に、結果が大きく異なります。
ですから、ちょうど解きやすい個数に分けるには、どのような視点が好ましいかを見極める眼力が求められます。
日頃から、自分の視点と、解説者の視点とを比べ、メリット・デメリットについて検討すると、力がつきます。
「調べる問題」についても、やみくもに書き出すのではなく、一定の視点に基づき、順序よく調べていくことが大切です。
視点の見つけ方について、センスを磨いておきましょう。
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