目次 |
「傾向」 |
1、概要 |
(1)入試結果 |
(2)出題分野 |
(3)難易度 |
2、各論(大問1~9) |
「対策」 |
年度 | 受験者平均点 | 合格者平均点 |
2023 | 46.5 | 57.9 |
2022 | 56.6 | 69.5 |
2021 | 49.9 | 62.6 |
2020 | 52.1 | 64.3 |
出題分野&難易度マップ | ||
大問1 | ||
(1) | 計算 | A |
(2) | 計算 | A |
大問2 | 割合・相当算 | B |
大問3 | ||
(1) | 割合・売買算 | B |
(2) | 割合・売買算 | C |
大問4 | ||
(1) | 規則性 | B |
(2) | 規則性 | C |
(3) | 規則性 | C |
大問5 | ||
(1) | 平面図形・比 | D |
(2) | 平面図形・比 | D |
(3) | 平面図形・比 | D |
大問6 | ||
(1) | 数の性質・規則性 | B |
(2) | 数の性質・規則性 | C |
大問7 | ||
(1) | 仕事算 | B |
(2) | 仕事算 | B |
(3) | 仕事算 | E |
大問8 | ||
(1) | 立体図形・切断 | B |
(2) | 立体図形・切断 | E |
大問9 | ||
(1) | 水そうグラフ | B |
(2) | 水そうグラフ | C |
(3) | 水そうグラフ | D |
それでは順に見ていきましょう。
大問1「計算」
ウオーミングアップ問題です。
大問2「割合・相当算」
全体の1/3と4個が、全体の半分にあたります。
大問3「割合・売買算」
(2)つるかめ算になります。
大問4「規則性」
各段の右端の整数に注目します。
0から始まる奇数の和は平方数になるので、たとえば、7段目の右端は、7×7=49番目の奇数、すなわち2×49ー1=97です。
大問5「平面図形・比」
それぞれの正六角形を小さな正三角形に六分割します。
本問は、見た目で30度、60度、90度と判断して正解に達した受験生が多いと思われます。
正確な証明は、中学の数学レベルです。
大問6「数の性質・規則性」
まず、2、3、5の最小公倍数30までで、2の倍数、3の倍数、5の倍数のベン図をかきます。
(1)黒色になっているのは、2回ひっくり返したか、1度もひっくり返さなかったか、です。
(2)30までの第1周期に、黒色が15枚なので、32÷15=2余り2より、第3周期の2番目の黒色が答えになります。
大問7「仕事算」
全体70、アオイ6、ミハル2、サキ1と、設定します。
(3)
ア+ミ=8 | 9日 | 8 | 7 | 6 | …… | 3 |
ミ+サ=3 | × | × | × | 8 | …… | 16 |
和が72になる組み合わせは2通りあります。
このうち、問題文の条件に合うのは、(6、8)の組み合わせの場合のみ。
サキさんは8日仕事をしたので、30×8=240円(答え)
大問8「立体図形・切断」
(2)
図2の立体を、点D、E、Pを通る平面で切ろうとすると、大変難しくなります。
図1の立方体を、点D、B、Eを通る平面と、点A、C、Fを通る平面で切ると、見通しが良くなります。
大問9「水そうグラフ」
(1)「あ」は底面Bの縦であると同時に、底面Aの縦でもあります。
(2)底面Bの部分を満たすのに、6分かかっています。
(3)底面Aから「い」の高さまでが何cmかを調べます(45cm)
よって、底面Aから水面までの高さが60cmになるのは、24分以降になります。
本年度、
となっています。
捨て問はあまり気にせず、前から順番に解き進めれば大丈夫です。
昨年度に比べ、平均点は10点ほど下がっていますが、それ以上に手応えの感じられる問題でした。
難化の主な原因は
です。
いずれも、近年、難関校で流行している問題なので、しっかり対策して臨みましょう。
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