芝中学の算数


芝中-学校説明会リポート2019年

傾向

芝中学校の算数は、合格者平均点と受験者平均点の差が非常に大きい点に特徴があります。他教科がせいぜい6~7点なのに対し、算数は14~20点と大変なことになっています。

 

芝中学校の合否は算数で決まります。

 

では、その内容はどうなっているのでしょうか?

 

芝中学校の算数では、例年、大問9~10題が出題されています。大問1は計算(順算、逆算)。大問2~10は、平均算、相当算、仕事算(割合、比)、速さ、平面図形、立体図形などから幅広く出題されています。

 

伝統的に、速さの問題や注水問題で、かなり難しいグラフ読み取り問題が出ます。近年は、規則性と場合の数、論理推理も頻出です。

 

まず大問1.「サルにも解ける」と思われている計算問題について。

 

あなどってはいけません。芝中学校の計算問題は普通の文章題よりよっぽど手ごわいと覚悟すべきです。原因は、帯分数の処理に気をとられること、通分が大変であること、1本の式が長く、途中が足し算ひき算で分断されていること、などにあります。これだけ式が長いと、+の記号が×や÷に見えてしまうなどのトラブルが起きるわけです。

 

大問2以降は、中学受験の定番問題が出題されています。塾のテキストに載っているものや、それらの類似問題が多いでしょう。難易度は易しいものから、中の上くらいのものが多く、超難問はあまり出題されません。そのような意味では、海城中学校、本郷中学校、城北中学校と似ていると言えます。(本郷中学校は、2017年に突然、難化しましたが、2018年はもとに戻りました)

 

また、計算問題が手ごわい一方で、大問2以下の問題は、計算がラクに設定されています。これは何を意味しているのでしょうか?

 

芝中学校は、答案に答えの数字だけ書けばよく、考え方や式を書かせません。すると、せっかく考え方ができているのに計算ミスした受験生に対し、部分点をあげられません。これでは、思考力の有無が正確に得点に反映しません。このような不都合を避けるために、計算しやすい数字を設定していると思われます。

 

もっとも、計算力はつけておいてほしいので、大問1の計算問題を難しくして、バランスをとっているのでしょう。

 

以上まとめると、

 

「あまり過激なことはせず、ほどほどの線でバランスをとりつつも、計算問題や、グラフ読み取り問題では、ピリッと芝色も出す」

 

というのが、芝中学校の算数入試問題の特徴です。

対策

計算問題については、「計算の工夫」や「計算の知識」をトレーニングしておきましょう。たとえば、「分数で計算するか、小数で計算するか」のみきわめです。8分の1=0.125などの知識が重要です。

 

定番問題については、日々の努力が報われます。塾のテキストを「ムラなくムリなく」勉強すれば良いでしょう。

 

グラフ読み取り問題はかなりの難問も出題されます。たとえば、進行グラフ(速さ)の問題では、通常、たて軸は「A町からの距離」などを表しており、視覚的に「地図」をイメージしやすくなっているのに対し、芝中学校では「A君とB君のへだたり」などとなっており、地図をイメージしにくくなっています。グラフから読み取ったことを、自分にとってわかりやすい図にかきかえていく練習が必要です。



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