大問1に小問群が置かれているため、広い分野から出題されています。
その中でも、「割合」「速さ」「平面図形」「立体図形」「規則性」あたりが、特に頻出です。
「割合」は「濃度(食塩水)」の問題がコンスタントに出題されています。
また、「考え方を説明する問題」が出題される点も特徴的です。
全体的には、標準レベルの問題が多いといえます。
ただ、中にはかなりの難問も含まれています。
難問は、必ずしも、後半の大問というわけではありません。
その年度の最も難しい問題が、大問1の小問群の中に配置されていることもあります。
特に、「論理・推理」の問題は、大問1の小問ながら難しい問題が出題される傾向にあります。
学校公表の合格者平均点から推定すると、極端に難しい問題は捨て問にして大丈夫です。
先ほど述べた「論理・推理」の問題は、難問が多いので、時間配分に気をつけましょう。
その一方で、「考え方を説明する問題」については、それほど難問ではありませんが、きちんと説明できることが求められています。
すなわち、解法暗記で答えが出せれば良いというわけではなく、論理的に筋道立てて説明する練習が必要です。
合格者平均点は、年度や回によって、大きく開きがあります。
前年度より20点近く変動した年もあります。
ですから、「何点ぐらいを目指そう」という目標の立て方ではなく、「あるレベル以下の問題をすべて得点しよう」という方針がよいでしょう。
そのためには、問題の難易度を入試の現場で判断する必要があります。
塾のテキストの基本問題について、すみずみまでマスターしてあれば、難問を自信をもってスルーできます。
模試のたびに、正答率をチェックしておくことも有効です。
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