目次 |
「傾向」 |
1、概要 |
(1)出題分野 |
(2)難易度 |
2、各論(大問1~5) |
「対策」 |
(1)出題分野
「平面図形」「立体図形」「速さ」がメインです。
小問では、「数の性質」「差集め算」「売買算」など、例年通りの出題です。
(2)難易度
本年度は、やや易し目でした。
出題分野&難易度マップを掲載いたします。(難易度はレッツ算数教室の分析によります)
Aが最も易しく、BCDEの順に難しくなっていきます。
出題分野&難易度マップ | ||
大問1 | ||
(1) | 計算 | A |
(2) | 計算 | A |
(3) | 計算 | A |
(4) | 計算 | A |
大問2 | ||
(1) | 数の性質 | B |
(2) | 植木算 | C |
(3) | 差集め算 | B |
(4) | 売買算・つるかめ | C |
大問3 | ||
(1) | 速さと比 | C |
(2) | 速さと比 | C |
大問4 | ||
(1) | 平面図形と比 | C |
(2) | 平面図形と比 | C |
(3) | 平面図形と比 | C |
(4) | 平面図形と比 | D |
大問5 | ||
(1) | 立体図形 | B |
(2) | 立体図形 | C |
(3) | 立体図形 | D |
それでは、順に見ていきましょう。
大問1「計算問題」
(3)は315で分配法則利用です。
(4)0.875=7/8
大問2
(1)(3)(4)は、前年度Aの過去問とほぼほぼ同じですが、23年の方が基本です。
大問3「速さと比」
(1)がヒントになり、速さの比がわかります。
そうしたら、比をもとに、1周の距離を設定すれば、解決です。
大問4「平面図形と比」
三角形の相似(砂時計)を利用して、高さが次々とわかります。
ADとBGの延長線が交わる点をLとすれば、補助線完成です。
大問5「立体図形」
回転の中心A(B)から最も遠い点、最も近い点を考えます。
図3の底面は、最も遠い点を外側、最も近い点を内側とする、ドーナツ状になります。
・大問2(1)(3)(4)は、前年度の過去問とほぼほぼ同じで、勉強してあれば、解きやすかったでしょう。
ただ、かなり基本的な問題なので、過去問を検討していなくても、特別不利にはならないかもしれません。
・大問3、4、5の応用問題も、中学受験・算数の定番問題です。
それぞれの問題で、ポイントを押さえてあれば、かなりの高得点が取れたでしょう。