目次 |
「傾向」 |
1、概要 |
(1)出題分野 |
(2)難易度 |
2、各論(大問1~4) |
「対策」 |
(1)出題分野
「場合の数」「水そうグラフ」を中心に、はば広く出題されています。
(2)難易度
基本~標準レベルの問題が中心ですが、後半の応用問題は、難しくなっています。
出題分野&難易度マップを掲載いたします。(難易度はレッツ算数教室の分析によります)
Aが最も易しく、BCDEの順に難しくなっていきます。
出題分野&難易度マップ | ||
大問1 | ||
(1) | 計算 | A |
(2) | 計算 | A |
(3) | 計算 | A |
(4) | 計算 | A |
大問2 | ||
(1) | 縮尺 | B |
(2) | 規則性・カレンダー | C |
(3) | 割合・濃さ | B |
(4) | 和差算 | B |
(5) | 速さ・流水算 | B |
(6) | 平面図形 | C |
(7) | 立体図形 | C |
大問3 | ||
(1) | 場合の数 | B |
(2) | 場合の数 | B |
(3)① | 場合の数 | D |
(3)② | 場合の数 | D |
大問4 | ||
(1) | 水そうグラフ | B |
(2) | 水そうグラフ | B |
(3) | 水そうグラフ・つるかめ算 | E |
(4) | 水そうグラフ | E |
それでは順に見ていきましょう。
大問1「計算」
ウオーミングアップ問題です。
大問2
基本~標準レベルの問題です。
(2)
どうしても苦手な人は、カレンダーをかいてしまうのも、実戦的です。
(5)
という設定です。
(7)
三角形の相似(ピラミッド)を利用します。
大問3「場合の数」
(1)(2)は基本問題
(3)①
以上、9個(答え)
(3)②
縦に筆算しても答えは出ますが、コスパを考えて、位(くらい)別に足します
以上の合計で29628(答え)
大問4「水そうグラフ」
(1)(2)
基本問題です。
(3)
水面の高さがBに達した後は、排水が始まります。
40分間で600㎤排水したということは、
というつるかめ算になります。
(4)
今度は、ペースが50から100に変わった時間がわかっています。
合計2350㎤注水し、実際にたまったのは2000㎤なので、35分間で350㎤排水したことになります。
よって、350÷35=10(答え)
合格者平均点(約8割)に達するには、基本~標準レベルの問題(ABC)を満点近くで乗り切る必要があります。
塾のテキストで、一行問題を完璧に仕上げましょう。
大問2(2)「カレンダー」は、
「何度解き直しても、いつも答えが1日ずれる」
という悩みを抱えている受験生が多い問題です。
算数の授業や解説書では、理論的に解く(7で割った余りを利用する)のが当然ですが、本番で点数を取るためには、なりふり構っていられないのが現実。
2か月くらいなら、その場でカレンダーを書いてしまうのもアリです。