目次 |
「傾向」 |
1、概要 |
(1)出題分野 |
(2)難易度 |
2、各論(大問1~5) |
「対策」 |
(1)出題分野
「平面図形」「速さと比・進行グラフ」「規則性」を中心に出題されています。
光塩らしく、平面図形は「円」関係の問題、速さは「進行グラフ」関係の出題です。
(2)難易度
大問1~4は標準的な問題で、最後の大問5は発展的な応用問題です。
大問5は近年の傾向である長文問題の一つで、問題文の誘導にいかにうまく乗っていくかが重要です。
「出題分野&難易度マップ」を掲載致します。(難易度はレッツ算数教室の分析によります)
Aが最も易しく、BCDEの順に難しくなっていきます。
出題分野&難易度マップ | ||
大問1 | ||
(1) | 計算問題 | A |
(2) | 計算問題 | A |
(3) | 計算問題 | A |
大問2 | ||
(1) | 比 | B |
(2) | 平面図形 | C |
大問3 | ||
(1) | 平面図形 | B |
(2) | 平面図形 | B |
(3) | 平面図形 | C |
大問4 | ||
(1) | 速さと比・進行グラフ | B |
(2) | 速さと比・進行グラフ | B |
(3) | 速さと比・進行グラフ | C |
大問5 | ||
(1) | 規則性 | B |
(2) | 規則性 | B |
(3) | 規則性 | C |
(4) | 規則性 | D |
(5) | 規則性 | D |
それでは、順に見ていきましょう。
大問1「計算問題」
ウオーミングアップ問題です。
大問2
(1)「比」
基本問題です。
(2)「平面図形」
右の頂点を上に移動して、2本の対角線が直交するようにします。(等積変形)
対角線が直交する四角形の面積は、対角線×対角線÷2です。
大問3「平面図形」
(1)錯角は等しいので、角ア=角ABC=60度です。
(2)中心角60度のおうぎ形ができています。
(3)正三角形を作図する問題です。作図としては最も基本問題です。
大問4「速さと比・進行グラフ」
(1)時間が等しいとき、進む距離は、速さに比例します。あとは、比例配分。大問2(1)と同じです。
(2)速さが等しいとき、距離と時間は比例します。
(3)距離が等しいとき、時間と速さは逆比になります。
大問5「規則性」
(1)(2)基本問題です。
(3)55×1+55×2……55×10=55×(1+2+……10)=55×55=3025(答)
(4)BとCは、縦横が逆になっただけなので、積は等しくなります。
よって、DーA=(D+B)ー(A+C)です。
(5)(1+2+……+20)×(1+2+……+20)=44100(答)
・大問4までは標準的な問題です。
塾の定番問題をマスターすれば、対処できます。
特に、平面図形の「円」の問題、進行グラフや水そうグラフの問題などは、十分に準備しておきましょう。
・大問5は、問題文の誘導にうまく乗ることが大切です。
問題文の誘導の趣旨は、一番左の縦1列をひとかたまりに「置きかえて」、それがいくつ分かを数えるという点にあります。
「置きかえて考える」という発想法がわかっていれば、誘導にも乗りやすいでしょう。
レッツ算数教室では、当ホームページ内
の中で、算数の発想法について、さらにくわしくご説明しています。