麻布 算数 対策 2024年


目次
「傾向」 
1、概要
(1)出題分野
(2)難易度
2、各論(大問1~6)
「対策」

傾向

1、概要

(1)出題分野

 

「平面図形」「速さ」「規則性」「調べ」などを中心に出題されています。

 

特に、「速さ+調べ」「規則性+調べ」など、様々な分野の中に、調べ問題の要素を融合させたものが、目を引きます。

 

(2)難易度

 

例年並みと思われます。

 

ただし、難しさの方向が、やや変化したようです。

 

麻布というと、対称性などの発想を用いて、センス一発で解けるような、ユニークな問題を思い浮かべます。

 

でも、本年度は、時間無制限なら誰でも解ける問題を、いかに効率的に処理するか?という難しさでした。

 

出題分野&難易度マップを掲載いたします。(難易度はレッツ算数教室の分析によります)

 

Aが最も易しく、BCDEの順に難しくなっていきます。

   出題分野&難易度マップ
大問1 計算 A
大問2    
(1)  平面図形 
(2)  平面図形 
大問3    
(1)  速さ・流水算 
(2)  速さ・流水算 
大問4     
(1)  規則性  B
(2)  規則性 
(3)  規則性
大問5     
(1)  速さ・比
(2)➀  速さ・比 
(2)➁  速さ・比 
大問6     
(1)  調べ  C
(2)  調べ 
(3)  調べ 
(4)  調べ 

それでは順に見ていきましょう。

2、各論(大問1~6)


大問1「計算」

 

ウオーミングアップ問題です。


大問2「平面図形」

 

(1)は(2)のヒントです。

  • 2つの図形の面積の差を求めるとき、共通部分をつけ加えた上で、差を求めても、結果は同じになる
  • 3つの角の大きさが30度、75度、75度の二等辺三角形は、等しい辺の長さがわかれば、面積を求められる

この2点を思い出させるのが、(1)の出題意図です。

 

(2)では、三角形UQRに三角形SURをつけ加え、四角形PTUSに三角TUQをつけ加え(SURとTUQは合同=面積等しい)、三角形QRSの面積から、三角形QPSの面積を引くことを考えます。

 

QからPRに垂直な線をおろし、PRとの交点をVとすると、2つの三角形の面積の差は、三角形SQVの2倍。

 

なぜならば、QVは正三角形PQRの面積を2等分するから、

 

(正三角形の半分+SQV)-(正三角形の半分-SQV)=SQV×2

 

三角形SQVは、3つの角の大きさが15度、75度、90度なので、QVを軸に線対称な図形を作ると、(1)の三角形BCDと相似の三角形QSS'ができあがります。

 

QS=5cmなので、

三角形QSS'=5×5×1/2×1/2=6.25㎠(答え)


大問3「速さ・流水算」

 

上流と下流から2そうの船が出会う場合、出会いの時間は、静水の場合と等しくなります。

 

なぜならば、川の流速分は、上りと下りで相殺されるからです。

 

ということは、本問で船アがAを出発する場合と、船イがAを出発する場合とで、出会いまでの時間は等しくなります。

 

その出会いの時間に、

  • 船ア下り4500m
  • 船ア上り3450m
  • 船イ下り3750m
  • 船イ上り2700m

進んだことになります。

 

ここから、それぞれの船と川の速さの比がわかります。

船ア下り 30
船ア上り  23 
船ア静水 26.5
船イ下り 25
船イ上り 18
船イ静水 21.5
3.5

大問4「規則性」

 

右端の白が平方数になっていることに着目します。

 

また、上下の数の差は、同じ横並びでは一定になることも利用します。

 

(2)は、和が464なので、約半分の230付近の平方数225、256付近に見当をつけて探します。

 

(3)は、和が1608なので、約1/4の平方数、361、400、441付近に見当をつけて探します。


大問5「速さ・比」

 

(1)

 

18回すれ違ったということは、A、B合わせて18km進んだということであり、そのうちAが9/13進んでいます。

 

(2)

 

Bがちょうど1周したときが18回目の出会いだとすると、Aはちょうど17周しています。

 

かかった時間は1÷4=1/4とすると、Aは9と18の速さで1/4の時間に17の距離を進んだことになります。(つるかめ算)

 

この場合、18×1/4=4.5<17なので、つるかめ算は不成立です。

 

次に、Bがちょうど2周したときが18回目の出会いだとすると、Aはちょうど16周しています……

 

という要領で、次々と試していきます。


大問6「調べ」

 

(1)~(3)は、どこかで解いたことのあるような定番問題ですが、(4)が難問、というか、非常に作業量の多い問題です。

 

(3)で1000~、2000~、3000~と3通り調べているのは、これが周期になっているからです。

  • 1000~、4000~、7000~は同じ
  • 2000~、5000~、8000~は同じ
  • 3000~、6000~、9000~は同じ

です。

 

よって、1000~1999、2000~2999、3000~3999について調べれば、OK.

 

あとは999以下について調べます。

 

ところで、1000~1999までの調べ方を例にとると(下表)、4ケタの整数を数字3個ずつ区切るので、周期は12となります。

 

縦線のすぐ右にある数字に色をつけました。

                   
1 0 0 0                    
1 0 0 1                    
1 0 0 2                    
1 0 0 3                    
1 0 0 4                    
1 0 0 5                    
1 0 0 6                    
1 0 0 7                    
1 0 0 8                    

一の位、十の位、百の位、千の位ごとに、0が何回現れるか数えます。

 

これを2000~、3000~についても調べます。

 

999以下は実は少なく、100~999は0個です。(縦線のすぐ右にある数字は、すべて1~9です)


対策


ポイント


本年度は、作業量の多い「調べ」問題を、いかに効率的に解くかが、最大のテーマであり、合否の分かれ目でした。

 

作業量が多い問題にも、いくつかタイプがあります。

 

それぞれの解法について、日頃から研究しておきましょう。




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