目次 |
「傾向」 |
1、概要 |
(1)入試結果 |
(2)出題分野 |
(3)難易度 |
2、各論(大問1~7) |
「対策」 |
(1)入試結果
鷗友2022年第1回算数は、かなりの高得点レースでした。
年度 | 合格者平均点 | 受験者平均点 |
2022 | 84.0 | 70.9 |
2021 | 68.8 | 56.2 |
(鷗友学園ホームページより。算数100点満点)
(2)出題分野
「平面図形」「立体図形(水そうおもり)」「速さ・進行グラフ」「ニュートン算」「数の性質」などから出題されています。
(3)難易度
本年度は、易し目でした。
ほぼ、定番問題が並んでいます。
鷗友定番の「平面図形と比」は、複雑化していますが、受験生の皆様は、よく準備なさっていたようです。
「出題分野&難易度マップ」を掲載いたします。(難易度はレッツ算数教室の分析によります)
Aが最も易しく、BCDEの順に難しくなっていきます。
出題分野&難易度マップ | ||
大問1 | ||
(1) | 計算 | A |
(2) | 約束記号 | B |
大問2 | ニュートン算 | C |
大問3 | 平面図形 | C |
大問4 | 数の性質 | C |
大問5 | ||
(1) | 平面図形と比 | C |
(2) | 平面図形と比 | C |
大問6 | ||
(1) | 立体図形 | C |
(2) | 立体図形 | C |
大問7 | ||
(1) | 速さ・進行グラフ | B |
(2) | 速さ・進行グラフ | C |
(3) | 速さ・進行グラフ | D |
それでは、順に見ていきましょう。
大問1(1)「計算」
ウオーミングアップ問題です。
大問1(2)「約束記号」
( )*5=4
という場合、( )は
の2通りの可能性があります。
よって、「場合分け」となります。
大問2「ニュートン算」
大問3「平面図形」
大問4「数の性質」
いずれも、定番問題です。
塾のテキストに、数字替え問題があるはずです。
大問5「平面図形と比」
鷗友定番の問題です。FEの延長線と、DAの延長線が交わる点をJとすれば、補助線完成です。
あとは三角形の相似(砂時計)を利用します。
大問6「立体図形」
水そうにおもりを入れる定番問題です。
おもりが水面の上に出る場合と、水没する場合とで、底面積が変わる点が注意です。
大問7「速さ・進行グラフ」
グラフの真ん中がV字谷になっていますが、谷底の時間がグラフから読み取れないので、難しくなっています。
このようなときは、問題文をもう一度ていねいに読み直します。
すると、バス停で「6分間待ってからバスに乗り」と書いてあります。
よって、谷底は14+6=20分とわかります。
本年度は、定番問題が数字替えの状態で出題されたものが多く、解説の必要は、ほとんどないでしょう。
もちろん、合格者平均点もはね上がっています。
ただし、答案は記述式なので、基本的なことでも、きちんと論理的に説明できるよう、練習しておく必要はあります。
また、揺り戻しで、来年度以降、再び難しくなることが予想されます。
しっかり準備しましょう。
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