目次 |
「傾向」 |
1、概要 |
(1)出題分野 |
(2)難易度 |
2、各論(大問1~13) |
「対策」 |
(1)出題分野
大問が全13問と多いのですが、「平面図形」「速さ(点の移動)」を中心に出題されています。
(2)難易度
2022年度は、難化したと思われます。
理論的に難しい問題(大問10、13)と、作業量が多く大変な問題(大問11)があります。
出題分野&難易度マップを掲載いたします。(難易度はレッツ算数教室の分析によります)
Aが最も易しく、BCDEの順に難しくなっていきます。
出題分野&難易度マップ | ||
大問1 | 計算 | A |
大問2 | 計算 | A |
大問3 | 計算 | A |
大問4 | 比 | C |
大問5 | 平均算 | C |
大問6 | 数の性質 | D |
大問7 | 弁償算 | C |
大問8 | 水そうグラフ | C |
大問9 | 点の移動 | D |
大問10 | 平面図形 | E |
大問11 | ||
(1) | 速さ・比 | C |
(2) | 速さ・比 | E |
大問12 | ||
(1) | 平面図形・比 | C |
(2) | 平面図形・比 | C |
大問13 | ||
(1) | 点の移動 | E |
(2) | 点の移動 | E |
それでは順に見ていきましょう。
大問1~3「計算」
ウオーミングアップ問題です。
大問4「比」
明子×2/5:弟×3/4=4:5(比例式)
よって、明子=③、弟=②と、設定できます。
大問5「平均算」
ABCD4人の平均は67点。
EF2人の平均点は、6人の平均点より10点高い。
4人:2人=2:1より、10×1/2=5
67+5=72点(答え)
大問6「数の性質」
以上から、□は18と82の公倍数
ここで、最小公倍数は、82×9なので、○は9の倍数
80以下で最大の9の倍数は72
よって、82×72=5904(答え)
大問7「弁償算」
勝負がついても、あいこでも、じゃんけん1回あたり、2人合計で2点増えます。
よって、じゃんけんは全24回。
仮に全勝だと140点
よって、つるかめ算により、負け11回、あいこ5回(答え)
大問8「水そうグラフ」
グラフから、水面が上がる速度は4:3
底面積は逆比で3:4
よって、
円柱の底面積:円柱以外の底面積=1:3
50×30×1/3=500㎤(答え)
大問9「点の移動」
AP=CQのとき、対称の中心を通ります。
点Pは片道10秒、点Qは15秒
これを進行グラフにかくと、効率的に求められます。
1つ目の□は、グラフ内で三角形の相似を利用します。
2つ目の□は、グラフの交わりの回数を数えます。
大問10「平面図形」
以上から、
(90-あ)+(180-あ)÷2+87=180
あ=58度(答え)
大問11「速さ・比」
(1)
太郎君の移動時間合計は5分なので、待ち時間合計は36秒。
よって、1つ目の信号の待ち時間は36×3/4=27秒
100m進むのに歩く時間は100秒
よって、1つ目の信号を出発するのは8時2分7秒(答え)
(2)
信号1つ目 | 8時1分7秒~2分7秒 | 赤 |
8時2分7秒~2分37秒 | 青 | |
信号2つ目 | 8時2分56秒~3分56秒 | 赤 |
8時3分56秒~4分26秒 | 青 |
以上をもとに、それぞれの信号の赤の時間帯、青の時間帯を求め、計算していきます。
大問12「平面図形・比」
正六角形を6等分する正三角形の面積(10㎠)に対して、底辺方向、高さ方向が、それぞれ何倍になるかを考えます。
大問13「点の移動」
本年度は、大問10以降が難化しています。
よって、それ以前の問題で確実に得点したいところです。
そのためには、問題文の条件から反射的に導かれる論理を、たくさん準備しておくことです。
例えば、大問5「平均算」
A、B、C、D4人の、それぞれの得点が分かっています。
このような場合、「4人の合計点→4人の平均点」と、反射的に思いつくことが大切です。
あるいは、大問9「点の移動」
「図形の対称の中心を通る→AP=CQ」と、反射的に思いつくことが大切です。
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