栄東 算数 対策 2022年


目次
「傾向」 
1、概要
(1)出題分野
(2)難易度
2、各論(大問1~5)
「対策」

傾向(A)

1、概要

(1)出題分野

 

本年度は、「速さ・進行グラフ」「ルール指定問題」「平面図形」中心に出題されています。

 

(2)難易度

 

前半は基本~標準問題、後半は難しい応用問題です。

 

特に、平面図形で、難問が出題されています。

 

出題分野&難易度マップを掲載いたします。(難易度はレッツ算数教室の分析によります)

 

Aが最も易しく、BCDEの順に難しくなっていきます。

   出題分野&難易度マップ
大問1    
(1) 計算 A
(2) 計算 A
(3) 割合・濃さ C
(4) 数の性質 B
(5) 割合・比 C
(6) 数の性質 B
(7) 平面図形 B
(8) 立体図形 B
大問2    
(1) 速さ・進行グラフ B
(2) 速さ・進行グラフ D
(3) 速さ・進行グラフ D
大問3    
(1) ルール指定問題 C
(2) ルール指定問題 C
(3) ルール指定問題 E
大問4    
(1) 平面図形・比 C
(2) 平面図形・比 C
(3) 平面図形・比 E
大問5    
(1) 平面図形 B
(2) 平面図形 C
(3) 平面図形 D

それでは順に見ていきましょう。

2、各論(大問1~5)


大問1

 

すべて基本~標準問題です。

 

(3)は、結局、水20gと食塩20gを入れかえたら、5%→9%になったということ

 

つまり、20gが4%にあたるので、20÷0.04=500g(答え)


大問2「速さ・進行グラフ」

  • 下りでは「静」×21+「川」×24
  • 上りでは「静」×30-「川」×30

これが等しい(いずれも6km)ので、「川」×54=「静」×9

 

よって、「川」:「静」=1:6


大問3「ルール指定」

 

(1)

 

アに0、1、2、3、4、5を入れて試せばOKです。

 

(2)

 

表表、表裏、裏裏を試せばOKです。

 

(3)

 

最小回数が1回の点、2回の点、3回の点……と試すことになりますが、本番では時間との相談です。


大問4「平面図形・比」

 

(1)

 

三角形ACDとCBEは合同で、120度回転すると、同じ向き

 

よって、180-120=60度(答え)

 

(2)

 

三角形ABCの面積を8×8=64とすると、

  • 三角形CEB=2×8=16
  • 三角形ADE=2×6=12
  • 三角形DBE=64-16-12=36

よって、36:16=9:4(答え)

 

(3)

 

方針→三角形DBEをBG:GF:FEに比例配分します。

 

三角形ACDとFCEは相似なので、FE:FC=1:4

 

(2)より、DF:FC=9:4

 

DF=FG、DC=EBより、EF:FG:GB=1:9:3

 

よって、

ABC:DGF=64:36×9/13=208:81(答え)


大問5「平面図形」

 

(2)

 

(ア+ウ)×(4+イ)÷2=20

 

(4+イ)は40の約数であるから、イ=1、4、6

 

(3)

 

三角形ABEとECDが相似になるので、ア:4=イ:ウ

 

アに1、2、3、4、5、6を入れていきます。


対策(A)


ポイント1


大問1(3)、大問2は、近年しばしば見かけるようになった、新傾向問題です。

 

初見だと、けっこう手こずります。

 

知識としてマスターしておきましょう。


ポイント2


大問4、大問5は、「2つの角が等しい三角形の相似」です。

 

中学受験・算数の相似は、平行線利用の「ピラミッド・砂時計」が有名ですが、「2つの角が等しい相似」も、自在に使えるようにしておきましょう。




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