東京女学館 算数 対策 2023年


目次
「傾向」 
1、概要
(1)入試結果
(2)出題分野
(3)難易度
2、各論(大問1~7)
「対策」

傾向

1、概要

(1)入試結果

 

東京女学館2023年第1回算数は、例年通りの結果でした。

年度 受験者平均点 合格者平均点
2023 55.1 69.5
2022 61.2 72.4 

(学校ホームページより。算数100点満点)

 

(2)出題分野

 

「速さ・進行グラフ」「規則性」など、東京女学館の定番問題が出題されています。

 

他にも、「平面図形」「割合」「数の性質」などオーソドックスな分野ヵら出題されています。

 

(3)難易度

 

本年度は、際立った難問はなく、基本~標準レベルの問題が中心でした。

 

出題分野&難易度マップを掲載いたします。(難易度はレッツ算数教室の分析によります)

 

Aが最も易しく、BCDの順に難しくなっていきます

   出題分野&難易度マップ
大問1    
(1)  計算
(2)  計算 
(3)  計算 
(4)  計算 
大問2     
(1)  つるかめ算 
(2)  割合・比 
(3)  割合・濃さ 
(4)  平面図形・比 
(5)  平面図形 
大問3     
(1)  規則性 
(2)  規則性 
(3)  規則性 
大問4     
(1)  ニュートン算 
(2)  ニュートン算 
(3)  ニュートン算 
大問5     
(1)  数の性質 
(2)  数の性質 
(3)  数の性質 
大問6     
(1)  立体図形・切断 
(2)① 立体図形・切断 C
(2)② 立体図形・切断 C
大問7    
(1) 速さ・進行グラフ B
(2) 速さ・進行グラフ B
(3) 速さ・進行グラフ C

それでは順に見ていきましょう。

2、各論(大問1~7)


大問1「計算」

 

ウオーミングアップ問題です。


大問2

 

(4)

  • 三角形FECとABCは合同
  • 三角形FECとAEDは相似

(5)

 

等積移動によって、直角二等辺三角形やおうぎ形になります。


大問3「規則性」

 

画用紙の枚数とマグネットの個数には、下表のような関係があります。

画用紙 1枚 2 3 4 5
マグネット  4個 11 14 17

3枚目以降は、1枚増えると3個増えます。


大問4「ニュートン算」

 

典型的なニュートン算の数字替え問題です。

 

マスターするまでは大変ですが、マスターしてしまえば得点源になります。


大問5「数の性質」

  • 約数の個数が2個→素数
  • 約数の個数が3個→素因数分解したとき、A×A(Aは素数)
  • 約数の個数が5個→素因数分解したとき、A×A×A×A(Aは素数)

大問6「立体図形・切断」

 

典型的な切断方法です。数字替え問題といってよいでしょう。


大問7「速さ・進行グラフ」

 

AさんとBさんが出会う部分で、「距離の比」から「速さの比」がわかり、Aさんの速さがわかる仕組みになっています。


対策

本年度で最も難しい問題は、大問2の小問(4)と思われます。

 

それ以外は、やや難し目の定番問題数字替えが多く(大問4、5、6など)、努力している受験生にとっては、得点しやすかったのではないでしょうか。



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