目次 |
「傾向」 |
1、概要 |
(1)入試結果 |
(2)出題分野 |
(3)難易度 |
2、各論(大問1~6) |
「対策」 |
(1)入試結果
共立女子2023年(2/1)の受験者平均点は62.3/100でした。
(2)出題分野
本年度は、「平面図形」「規則性」「速さ」「水そうグラフ」を中心に出題されています。
(3)難易度
全体的には例年通りですが、大問4「規則性」が難しい問題でした。
出題分野&難易度マップを掲載いたします。(難易度はレッツ算数教室の分析によります)
Aが最も易しく、BCDの順に難しくなっていきます。
出題分野&難易度マップ | ||
大問1 | ||
(1) | 計算 | A |
(2) | 計算の工夫 | B |
大問2 | ||
(1) | 割合・濃さ | B |
(2) | 速さ・比 | B |
(3) | 仕事算、つるかめ | B |
(4) | 平面図形 | B |
大問3 | ||
(1) | 平面図形・比 | B |
(2) | 平面図形・比 | C |
大問4 | 規則性 | D |
大問5 | ||
(1) | 速さ・時計算 | B |
(2) | 速さ・時計算 | B |
(3) | 速さ・時計算 | B |
(4) | 速さ・時計算 | C |
大問6 | ||
(1) | 水そうグラフ | B |
(2) | 水そうグラフ | B |
(3) | 水そうグラフ | C |
(4) | 水そうグラフ | C |
それでは順に見ていきましょう。
大問1「計算・計算の工夫」
(2)は、3.14で分配法則が利用できます。
大問2
基本~標準問題です。
大問3「平面図形・比」
ACとBDを直線で結べば、補助線完成です。
相似の三角形を見つけ、相似比→面積比の関係を利用します。
大問4「規則性」
などの規則性があります。
大問5「速さ・時計算」
長針は1分間に10度、短針は1分間に2度進みます。
あとは、普通の時計算と同じ要領です。
大問6「水そうグラフ」
奥行きが一定の水そうなので、正面から見た様子をそのまま面積図に利用できます。
それぞれの部分を長方形に区切り、
などを見つけましょう。
基本~標準レベルの問題が中心です。
それぞれの問題でおさえておくべき注意点や、テクニックについて、しっかり確認しておきましょう。
大問4の規則性は、
「なぜ、そのような規則性が生じるのか?」
「グループ番号が大きくなっても、その規則性が維持され続けるのか?」
という疑問もあるかと思います。
ただ、正確な証明は高校数学になります。
とりあえず、規則性に気がつけば大丈夫です。