東京女学館中学の算数


傾向

東京女学館中学の算数は、例年、大問7問で構成されています。

 

大問1は、計算問題。大問2は、様々な分野からの小問群。大問3以降は、それぞれテーマをもった応用問題が並んでいます。

 

1、頻出分野について

 

問題数が多いので、はば広い分野から、まんべんなく出題されます。

 

その中でも、「平面図形」「場合の数」からの出題が、非常に多くなっています。

 

「平面図形」は、「面積」「角度」はもちろん、「図形の移動」「折り返し」など、様々な趣向を凝らした問題が出題されています。

 

近年、特徴的なのは、「直角三角形の相似、合同」「多角形の内角の和利用」です。

 

中学受験・算数で花形の「三角形の相似(ピラミッド・砂時計)」は、意外と少数です。

 

このあたりからも、女学館の平面図形がユニークであることが、うかがわれます。

 

他には、「割合(売買損益算)(食塩水の濃度)」「仕事算(ニュートン算)」「速さ(流水算)」「規則性」「立体図形」「論理パズル」なども、よく見られます。

 

2、難易度について

 

全体的には、標準的な定番問題が多いのですが、時々、難問が出題されます。

 

たとえば、平成29年第1回大問1(2)。

 

計算問題(分数のたし算)なのですが、まともに通分すると、大変です。

 

分母の「4、28、70、130」を見て、「1×4、4×7、7×10、10×13」と分解できれば、「分数分解(キセル算)」であることが、わかります。

 

出だしの計算問題で、このような難問が出ることもあるので、あなどれません。

 

以上から明らかなように、問題は必ずしも、易しい順に並んでいるわけではありません。

 

また、偏差値の高い回ほど難問がよく出るか?というと、そのあたりも、今一つはっきりしません。

 

難易度は年度によって、かなりの落差があります。だいたい、ある年度に急に難化し、その後少しづつ易しくなり、易しくなりすぎると、また急に難しくなる・・・といったことをくり返しているようです。

 

 

以上をまとめると、東京女学館の算数は、はば広い分野から標準的な問題が出題されることが多い中で、難問も出題され、難問の配置場所や難易度は、読みずらい、ということになります。

対策

学校公表の合格者平均点から推定すると、難問については、スルーしても、合格に影響はなさそうです。

 

したがって、対策としては、難問をかいくぐって、標準的な問題を確実に取る、ということになります。

 

標準的な問題は、塾のテキストに掲載されている問題をマスターすれば、大丈夫です。

 

ただし、問題数が多く、出題分野も広いため、頻出分野にしぼって対策したい、ということもあるでしょう。

 

その際には、過去問の検討が有効です。たとえば、

  • 2016年第3回大問6
  • 2018年第1回大問7

は、いずれもニュートン算で、ほぼほぼ数字替え問題といえます。

  • 2016年第1回大問5(2)
  • 2017年第2回大問6(4)

は、いずれも「直角三角形の相似」を利用する問題で、似ています。

  • 2017年大問2(4)
  • 2018年第1回大問5

は、「折り返し問題」。本来は難問ですが、折り返し問題の注意点をおさえておけば、大したことはありません。

  • 2016年第1回大問2(5)
  • 2017年第2回大問2(5)

は、「多角形の内角の和」を利用する問題。問題の配置場所まで、同じですね。

 

このように、過去問を利用すれば、ある程度までは予想できます。

 

次は、併願校について、一言。

 

東京女学館の受験生は、共立、山脇、恵泉と併願することが多いようです。

 

確かに、偏差値的には同じぐらいですが、算数の出題傾向、雰囲気は、多少異なります。

 

大まかに言うと、東京女学館は、共立と似ていますが、山脇、恵泉とは、あまり似ていません。

 

東京女学館を第1志望としている受験生が共立、山脇、恵泉を併願するのは問題ありませんが、山脇または恵泉を第1志望としている受験生が東京女学館を併願するときは、特別に対策する必要があります。



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