立教女学院中学の算数


傾向

1、構成

例年、大問4問で構成されています。

 

大問1は小問群で、「計算」「計算の工夫」が3問、様々な分野からの一行題が6問。

 

大問2~4はそれぞれテーマをもった応用問題、というのが、一般的です。

 

試験時間が短いわりに、小問単位で20問程度も出題されるため、計算と作業のスピード、正確さの両立が求められています。

2、出題分野

大問1に小問群があるため、はば広い分野から出題されています。

 

大問2~4で、毎年必ず出題される分野というものは、特に決まっていません。

 

その中にあって、

  • 「割合・濃さ(食塩水問題」
  • 「速さ・流水算(動く歩道含む)」
  • 「数の性質」

は、近年、頻出です。

3、難易度

問題自体の難易度は、年度により、かなりの開きがあります。

 

ただ、受験生のレベルは比較的安定しているので、問題が易しければ、平均点が高くなり、難しければ低くなります。

 

全体的には、基本~標準レベルの問題が多数を占めていますが、「数の性質」は、難度の高い傾向にあります。

対策

出題される問題のレベルが、年度によって大きく異なるので、「何点くらいを目指す」という対策は、不適切です。

 

基本~標準レベルの問題を、確実に得点することが、最も大切です。

 

また、「傾向」で指摘した「濃さ」「流水算」「数の性質」については、やや高度な応用問題にも挑戦して、力をつけておきましょう。



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