目次 |
「傾向」 |
1、概要 |
(1)入試結果 |
(2)出題分野 |
(3)難易度 |
2、各論(大問1~7) |
「対策」 |
(1)入試結果
年度 | 受験者平均点 | 合格者平均点 |
2022 | 61.2 | 72.4 |
(学校ホームページより。算数100点満点)
(2)出題分野
「速さ・進行グラフ」「割合」「場合の数」中心に、出題されています。
(3)難易度
基本~標準レベルの問題が中心ですが、「場合の数」が難問です。
出題分野&難易度マップを掲載いたします。(難易度はレッツ算数教室の分析によります)
Aが最も易しく、BCDEの順に難しくなっていきます。
出題分野&難易度マップ | ||
大問1 | ||
(1) | 計算 | A |
(2) | 計算 | A |
(3) | 計算 | A |
(4) | 計算 | A |
大問2 | ||
(1) | 消去算 | B |
(2) | 割合 | C |
(3) | 割合・濃さ | C |
(4) | 平面図形 | C |
(5) | 立体図形 | C |
大問3 | ||
(1) | 規則性 | B |
(2) | 規則性 | C |
(3) | 規則性 | C |
大問4 | ||
(1) | 時計算・進行グラフ | B |
(2) | 時計算・進行グラフ | B |
大問5 | ||
(1) | 場合の数 | D |
(2) | 場合の数 | D |
(3) | 場合の数 | E |
大問6 | ||
(1) | 速さ・進行グラフ | C |
(2) | 速さ・進行グラフ | C |
(3) | 速さ・進行グラフ | C |
大問7 | ||
(1) | 割合・売買算 | B |
(2) | 割合・売買算 | C |
(3) | 割合・売買算 | C |
それでは順に見ていきましょう。
大問1「計算」
ウオーミングアップ問題です。
大問2
(1)
(2)
1/2+5/9-1=1/18
132-51=81
81人が全体の1/18にあたるので
81÷1/18=1458人(答え)
(3)
逆比を利用します。
(4)
(5)
上の立方体の4面分の面積が144㎠
144÷4=36=6cm×6cm(1辺6cm)
6×6×6=216㎠(答え)
大問3「規則性」
山を上って下り、頂上の番号と図形番号が同じ、という規則性です。
差を求める際、どの部分が打ち消し合うか、理論的に求められるのが理想ですが、このくらいの数なら、実際に書き出すのも安全かつ実戦的でしょう。
大問4「時計算・進行グラフ」
時計算の基本問題です。
時計算は、速さの問題の一種です(角速度)
大問5「場合の数」
(1)
2と組み合わせる相手は3、4、5、7、8の5通り
2×3=6の場合
つまり(A,B,C)=(6,20,56)(6,28,40)(6,32,35)の3通りあります。
5×3=15通り(答え)
ここで、かける数が異なっても積が等しくなり、重複してしまう可能性はないのか?
たとえば、1×8=2×4などですね。
思慮深い受験生は、かえって混乱してしまったかもしれません。
結論から言うと、ありません。
なぜなら、カードの数字で、「1」と「6」は除いてあるからです。
(2)
偶数は2、4、8の3つしかないので、これらを独立して用います。
2×ア、4×イ、8×ウ
ここで、アは3通り、イは残りの2通り、ウは残りの1とおり
よって、3×2×1=6通り(答え)
(3)
A、B、Cをなるべく等しくするには、大きい数には小さい数をかければよいというわけで、
2×8=16、3×7=21、4×5=20
(16,20,21)(答え)
全部で15通りなので、書き出しても調べてもOKです。
大問6「速さ・進行グラフ」
グラフの屈折点の意味を考えます。
姉は40分で7200m走り、妹より2400÷40=60m/分速い
よって、姉180/分、妹120m/分
大問7「割合・売買算」
売買算の基本問題です。
(3)は(2)を利用したつるかめ算になっています。
「進行グラフ読み取り」の練習が大切です。(大問で2問分、出題されています)
特に、縦軸が相対距離の進行グラフ(大問6)は手強いので、類似問題で慣れておきましょう。
大問5「場合の数」は、深く考えた受験生がかえって混乱してしまったかもしれません。
本問は、中盤の問題ですが、最も難しい問題です。
問題は必ずしも易しい順番とは限りません。
迷ったら後回しで大丈夫です。
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