東邦大附属東邦中学の算数は、各回とも、大問6~7問で、各大問が小問に分かれる形式となっています。
2018年は、大問1が計算題のみとなり、一行題が大問2にまとめられるという形式になりました。
大問の数が多いということは、出題される単元が広いということを意味します。同時に、重たい応用問題は少ないともいえます。
単元的には、平面図形、立体図形、場合の数、規則性・数列、約束記号、割合などがよく出ます。(ほとんど全部ですね!)
その中では、平面図形、立体図形、場合の数の存在感が圧倒的です。
難易度は、易しい問題から難しい問題まで幅広く出題されています。各大問が2つ、3つの小問に分かれていて、その小問が、易しい問題から始まり、次第に難しくなり、最後の小問はかなり骨がある問題になっています。
以上をまとめると、オーソドックスな出題であり、易しすぎず、難しすぎず、きわめて適切、的確な出題です。
「易しすぎない」出題というのは、つまり、「簡単な問題でムダに点数を与えない」ということです。
ちょっとした一行題で、解き方を勉強している受験生には簡単でも、勉強したことがない受験生にとってはお手上げ、ということが、よくあります。たとえば
などです。
そのような問題を、出題の先生がよく心得ていらして、意識的に出題なさっているように思われます。
ですから、受験生としては、塾のテキストに載っている定番問題について、すみずみまでマスターしておくことが大切ですし、その努力は報われます。
次に、難問対策です。
たとえば、
円、おうぎ形の問題で真っ先になすべきことは何か?算数の発想法の問題です。これをわきまえているかどうかで解きやすさは天地の差。
1問1問の解き方をこえて、多くの問題に共通する発想を、日頃から身につけておきましょう。
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